ねこママの読書ノート

私の感想を書いていく Blog です。

サンコン少年のアフリカ物語

 

サンコン少年のアフリカ物語 (講談社青い鳥文庫)

サンコン少年のアフリカ物語 (講談社青い鳥文庫)

 

 

テレビなどでお馴染みのサンコンさんが、自身の少年時代のことを綴った作品です。彼が自分の子供や、その友人たちに語りかける形で、物語は進んでいきます。

小学2年生のサンコン少年の朝は、日の出と共に始まります。父さん1人に母さん3人、そして兄弟j姉妹合わせて20人と共に、ギニア大自然に抱かれて暮らしています。時に、いたずらをしてお仕置きされたり、テスト勉強を頑張ってみたり。

そんな少年時代で印象に残っているのが、「フランスからの独立」という出来事だったそうです。当時、ギニアはフランス領でしたから、国語と言えばフランス語、歴史もフランスの歴史を教わっていたのだそうです。それが、自分たちの住んでいるアフリカのことを教わることになったことが、サンコン少年にとっては大きな変化だったそうです。

私には、それがどんなことだったのかは想像出来ないでいます。が、社会的にも色々と変化はあったのだろうなあ、と物語の後書きを見ながら思いました。