(=^・・^=)の本棚★出会うべき本には、きっと会っている

読書記録と、私の思いを書いていく本棚(Blog)です。

チグリスとユーフラテス

 

チグリスとユーフラテス

チグリスとユーフラテス

 

 

久し振りに、SF長編小説を読みました。ホント、どれくらいぶりでしょうか。こんだけ長い小説を読んだのは。(しかも、かなり集中して読んでしまったー(^^ゞ)


この話、地球から惑星間移民した人々の逆さ年代記の形で書かれています。そして、登場人物は基本的に女性5人(あ、勿論それぞれの回想部分では様々な人が出てきますが・・・基本的な部分では人間は5人しか出てきません)で、そのうちの1人はその惑星の最後の子供です。彼女とコールド・スリープで眠っていた4人の女性達との話から、その惑星”ナイン”で移民達が辿ってきたことを知ることになります。


んで、この話ってば文体は他の作品と同じような感じなのに、私には最初の章が一番重たかったのです。何故かって言うと、最後の子供”ルナ”が起こした女性が不妊で苦しんだ人だった-それもルナの母親と同時代を生きていて、彼女の母をよく知っていた人物-から。そして彼女の場合、子をもうけることが生きる意味だったから。


それは、かつて同じように自分を追い込んだ私本人を思い出させるものであったので、読んでいて辛かったです。そう、この本が出た当時に読んでいたら号泣したでしょう。一番、辛かった時期でしたから。そういう意味では、読んだ時期が現在なのは寧ろ、良かったのかもしれません。ただの推測ですが。


子供を産み育てることが善なのか、そうでないのか、そんなことは私には分かりません。でも、これだけは分かります。子供がいてもいなくても、夫婦が幸せだと思える生き方が出来たらそれで良いのだということを。まあ、悩みはしますけど(何てたって「隣の芝生は青い」からね)。