ねこママの読書ノート

私の感想を書いていく Blog です。

戦国・江戸 男を育成した女の才覚―いい夫婦には理由(わけ)がある

 

 

本のタイトルだけ見ると、ちょっと笑ってしまいますね。でも、中身は「歴史に学ぶいい夫婦像」って感じです。この中には、秀吉と妻・おねね、前田利家と妻・おまつ、滝沢馬琴と嫁・お路、池大雅と妻・玉瀾の4組の男女が出てきます。彼らの生涯を辿りながら、男女のいい関係を探っていきます。


男と女の間には色々と意識の違い,感覚の違いなどあると思います。そんな中で、縁あって知り合う相手と良い関係でいるためには、一方だけが頑張るのではなく、お互いに歩み寄っていったり相談したりすることが大事だと再認識させられます。そんな中で、お互いを支え合い、尊敬していける関係を作っていくことが「いい関係」なのかもしれないなと思いました。


もっとも、夫婦だけじゃなくて友人としての関係でも、良い関係を構築していくというのが大事だと私は思いますが。