ねこママの読書ノート

私の感想を書いていく Blog です。

アッホ夫婦

 

アッホ夫婦 (ロアルド・ダールコレクション 9)

アッホ夫婦 (ロアルド・ダールコレクション 9)

 

 

アッホ夫婦、笑えます!しかし、始めの方の描写は醜さを強調しているので、子供はともかく大人だと引いちゃうかもしれないですね。訳者の方が「おもしろいけど、こわい」と書いていたけれど、確かにそんな気分です。しかも、アッホ氏の醜さときたら!実際にいる毛むくじゃらの人は、アッホ氏みたいなことにはならないでしょうけれど、彼の場合は極めて酷いのですから。

そんな彼とアッホ夫人のやりとりも、「おもしろいけど、こわい」ものだったりします。例えば、スパゲッティの中に何か食べ物ではないものを混ぜてしまう話とか(笑)それは、普通に考えたら「食べられないでしょ、それ!」とツッコミたくなるものですけど、入れちゃうんです。こわいです。


でも、主人公がそんなだからか、却ってその間抜けぶりが可笑しくみえました。