(=^・・^=)の本棚★出会うべき本には、きっと会っている

読書記録と、私の思いを書いていく本棚(Blog)です。

美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?

 

 

一度は経営危機から脱して持ち直したアパレル会社「ハンナ」であったが、再び経営危機が訪れていた。それは、業務の効率化を狙って導入したERPシステムとハンナの業務形態とが上手くかみ合っていなかったである。今回の話では、管理会計とITとの関わりという視点も加わり、「会計情報の仕組みをどう作ればよいのか」「ERPシステムの作る管理会計情報と経営」について語られている。


この作品は、前作『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか』の続編ということで、前回の話の5年後という設定で話が進められています。成る程、ERPシステムを導入するときに業務の見直しをする意味ってここにあったのか!って感じで興味深く読めました。


経営者が、「どのような情報が欲しいのか、どんな形で欲しいのか」をハッキリさせないと、正しい情報を得ることが出来なくなり、経営判断をも間違えてしまいます。どんなに優れたコンピュータシステムを導入したとしても、欲しいものが得られなければ、只のゴミ製造機と化してしまいます。それ故に、必要なもの、必要でないものの取捨選択をちゃんとしないといけないのだなと思いました。


ただ、これは経営だけじゃなくって他の事柄でも同じことが言えるような気がします。自分のしたいことがハッキリしていると、それに沿った情報が入ってくる。けれども、そうでなければ玉石混淆な情報の中で溺れている。そんなイメージを持ちました。