ねこママの読書ノート

私の感想を書いていく Blog です。

ヘタリア

 

ヘタリア Axis Powers

ヘタリア Axis Powers

 

 

いやー、面白かった♪国とその国の国民性をデフォルメ&擬人化したギャグマンガではあるんだけど、かなり楽しめます。ある程度の歴史の知識があれば、読みながらツッコミも可能だったりもします。が、結構シュールかもしれないですね。色々と物議を醸した作品ではあるのですが、単にギャグマンガとして楽しむのも良いと思います。私は、マンガから歴史ものに手を伸ばすのも良いんじゃないかな、とも感じますが。歴史ものが好きな方でしたら、きっとハマるんじゃないでしょうか。

本作品は、偉大なローマ帝国の孫「イタリア」と、彼を取り巻く国々がドタバタと何かしでかしている話です。最初の話がWW1の頃の世界情勢をもとに描かれていますので、いわゆる「枢軸国 vs 連合国」な話もあります。と言っても、堅苦しく考えずに読めるところが、「ヘタリア」の特徴ですね。Amazon のレビューなどで意見は色々ありますけど。


私の場合は、作者さんのサイトで読んだ話が多かったのもあって本書は気楽に楽しんでいました。が、サイトで読んでいたとき、ウィキペディア三十年戦争などを、つい調べちゃったりしてました。何でかというと、ちびたりあ編で、これが関係する話があるからです。現役の学生だったら、世界史の教科書年表を横目で見つつ、「ああこれくらいの時期にそんな話が繋がるんだー」程度の参考になります。(私は調べること自体は好きなので、苦になりませんが( ̄ー ̄)ニヤリ ただフィクションも当然ありますので、出来るだけ深追いはしないようにしています。理由:深追いすると時間が過ぎるのを忘れてしまうからです)


ああ、そして日本は・・・文明開化以降、色々と大変なことに。作中でも、どっかずれてるけど愛すべき存在です。