ねこママの読書ノート

私の感想を書いていく Blog です。

日本人はなぜ震災にへこたれないのか

 

日本人はなぜ震災にへこたれないのか (PHP新書)

日本人はなぜ震災にへこたれないのか (PHP新書)

 

 

ひとことで言えば、毒にも薬にもなりきれていない本。肝心な今年の「震災」に絡んだ話が殆どなかったのは残念な感じがする。実際の所、タイトルに興味を持っただけなのだが、図書館から借りてまで読む本だったのかどうかが分からなくなった。が、「歴史と宗教観」という切り口から見たらどうなのか?は、何となく雰囲気だけ感じられたかな、と思った。


ただ、「一神教vs多神教」との構図に終始していたようにも感じたので共感はしなかった。(私は特定の宗教を信じてる訳ではないが、それでも一神教を否定することはないので、そこは気分的に納得がいかなかった)


まあ、もしかしたら消化不良ってことも有り得るので、「また時間が経って読んでみたいと思ったら読んでみるか」程度には感じた本だった。