ねこママの読書ノート

私の感想を書いていく Blog です。

青い鳥の本

 

青い鳥の本

青い鳥の本

  • 作者: 石井 ゆかり,梶野 沙羅
  • 出版社/メーカー: パイインターナショナル
  • 発売日: 2011/06/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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一気に読んだ。とにかく、一気に読みたかった。自分が落ち着かなくて、どうしようもなくて、とにかく読みたかった。・・・そして、読んでいるうちに、だんだん落ち着いてきた。で、自分の感情を宥めようとして抗ってた私をそこに見つけた。宥めようとした感情から反撃を喰らっていたのだな・・・私は。それを言い当てるような言葉があって、ドキッとした。「感情は、消し去ることはできない」


その言葉は、たまたま最初に開いたページにあった言葉だったのだけれど。私には、とても重い言葉に思えた。ひとりきりで読んでいたら、きっと泣いてただろうと思った。(辛うじて堪えた)


本書は「ビブリオマンシー」という占いの本なんだそうだが、私は短い読み物として読んでみた。(ビブリオマンシーというのは、「本をぱっと開いてそこにある文章を読む占い」という定義をされている)読み物として読むと、本当にすぐ読み切れてしまう本だった。