(=^・・^=)の本棚★出会うべき本には、きっと会っている

読書記録と、私の思いを書いていく本棚(Blog)です。

この世でいちばん大事な「カネ」の話

 

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

 

 

実は以前、書店で半分ほど立ち読みしたことがあるのですが、最近になって予約が回ってきて図書館から借りて読んだものです。タイトルこそ、お金にまつわることを示唆していますが、読んでみるとそれだけではないことが分かります。読者によっては、人生について、家族について考えさせられる本になるかもしれません。


この本、前半には壮絶な話もあります。でも、暗くなれませんよー。しかも、読み進めれば読み進めるほど面白いのです。何故って、そこに西原さんの強さが出ているからです。悪いけど、本当に彼女が弱かったのなら、こんな本は書けないと思います。ま、御本人がどう思われるかは知りませんが。


お金は、人を壊すものでもあり、人を守るものでもあります。貨幣の流通が進んだ社会では、お金があるかないかで何らかの格差が生じるようになっています。その社会で生きる私達は何はさておき、生きるために、お金を稼いでいく必要があります。お金があろうと無かろうと、気苦労は同じくらいあるのかもしれません。でも、お金がないのは辛いです。無いことで味わう不自由は、あることで得る自由よりも強烈だったりします。西原さんほどではないけれど、実家が自営で仕事をしていたから少しはそれを実感として分かるつもりです。


沢山の若い方々にオススメな書籍ですが、いわゆる中年以降の方にもオススメしたい本です。この、雇用不安定な時代に必要なのは、「どんなことがあっても生き延びようとすること」です。生きて、ナンボのもんです。私は、そう思います。