前作と同じ、子供向けに書かれた哲学の入門書です。このシリーズは全部で3冊だそうですので、残りの1冊も読んでみたいです。
この本では、表題の「うそとホント」と「しあわせとふしあわせ」の2作が収められています。嘘をつかずに生きるなんて、ありえない気がします。けれど、嘘と本当は殆ど一緒のような気もします。他人を傷付ける嘘は嫌ですけど、ちょっとした楽しい嘘だったら良いかな、なんて思いました。
同じように、幸せと不幸せも事象の取りようでどうにでも取れます。ただ、どちらも自分が決めてしまうと言うことに於いて同じ性質を持っていますね。でも自分の人生の主人公としては、私は不幸の主人公より幸せの主人公になりたいです。
そんなことを考えました。