- 作者: 蛇蔵,海野凪子
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前作も楽しかったので、この作品も思わず買ってしまいました。やっぱり、期待通り面白くて笑いながら読んでしまいました(⌒▽⌒)アハハ! しかも、私より先に読んだ旦那にも大ウケでした。ただ私の場合は、ある意味知ってて当然なこともありましたが。
例えば、日本語で主に使う文字は、平仮名・片仮名・漢字ですね。この中で、平仮名・片仮名が漢字から派生して出来た文字ですが、初めて日本語を学ぶ方々にとっては驚くポイントでしょうね。だって、漢字に触れたことの無かった方々にとっては、漢字って難しいでしょうから(漢字があっても、それぞれの地域で違いがあるので一概にそうとばかりは言えませんけど)。日本語の仮名の場合、今の形になる前に万葉仮名というものが出来て、そこから字体を崩していることが多いんです。日本語には文字がなかったので、言葉を書き表すために漢字を借りて使っていたのですが、やはり当時の人も簡単にしたかったんでしょうね。万葉仮名から平仮名を創りだしてしまいました。片仮名もだいたい似たような過程で創られているのですが、こちらは字母になった漢字が多少違うようです。
まあこの本は、何となく楽しむために読んでも良いし、副題にあるように日本語再発見を楽しむのも良いかもしれませんね。もちろん、比較文化の視点で読むのも良いでしょう。文化の違いから、自分たちの文化が見えてくることもありますので。でも、現代の日本に忍者はいませんっ( ̄ー ̄)ニヤリ