地元の図書館で見掛けて、何となく借りて来ちゃった本。
マインドマップを知らなかったら、「凄い!」と感心したかもしれない。けれど、マインドマップの概念を少しでも知っていれば、腑に落ちる話だと思う。これはこれで、ユニークだと思う。この本で言われている「カルタ」は、マインドマップと同様に自分の思考を拡げていったり、考えや勉強のまとめに使うことが出来るツールだ。
とは言うものの、この本はhow toというより理論を語っている感じがしたので、how toを知りたければ別の本を当たった方が良いだろう。勿論、マインドマップを多少なりとも御存じの方ならば、理論だけでも良いかなとは思うが。
私が受けた感じなのだが、マインドマップにしてもフィンランドで使うカルタも概念としては同じものではないか。そんな気がした。と同時に、こうやって発想力を鍛えていって論理的に考え話す力を身につけていくのが、西欧の人にとっては当たり前のことなのかもしれないとも思った。