日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
- 作者: 蛇蔵,海野凪子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 138回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
古典の解釈は人によって様々だし、定説もそれなりにはあるんだけど、それに拘る必要はないよなーって思う一冊。学生時代、ちょっとは国文学を学んだものとしては同調出来る点が多かったので楽しんで読めたように思う。源氏物語がクチコミで広まったんじゃないか?という話を読んでいて、ふと、「現代だったらビッグサイトあたりで同人誌として世に出ていたかも?」と妄想したのは言うまでもない。
まあ、個人的には藤原道綱母や和泉式部あたりも出して欲しかったかなって気はする。勿論、面白かったから続きがあると良いな、とも思っている。