松永久秀登場!でも、この人、千鳥ちゃんをからかって遊んでるシーンの方が多いような(笑) あと、細川藤孝,ルイス・フロイス,北畠具教,塚原卜伝という面々が登場している。
この巻では信長による伊勢侵攻時の出来事が話の軸になっているんだけど、こぼれ話のようなエピソードも織り交ぜられていて面白く読めた。例えば、ねねが信長に秀吉の浮気癖について相談した時、送られた手紙が、彼女を褒めて励ます内容のものだったとか(しかも、途中でもっと褒めようとして字が小さくなった・・・なんて素敵すぎる)。天下統一より、天下糖一の方が似合いそうな描き方も楽しかった。ま、実際にどうだったかは分かりかねるが。
でも、「お菓子の城」をもし建ててたら、どれくらいの小豆が必要になってたんだろう?想像したら、なんか笑えた。そんな、ほのぼのとした巻であった。