- 作者: 児玉光雄
- 出版社/メーカー: インデックス・コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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図書館から借りた本です。何だか、引き寄せの法則が働いてました(・_・)......ン?
この本は、イチローに偉大な仕事をさせている「集中力」にスポットを当て、それを発揮するしくみについて書かれています。それには、以下のことが挙げられます。これらは、よく言われることではあるのですが、スポーツにおいても同じことのようですね。
プレッシャーをはねのける
ピンチを活かす
目標を明確にする
メンタルコントロールをする
リラックスをする
私にとってはイチロー選手の、次の2つの言葉が心に残りました。
「続けていたものが止まるということは残念でありますが、人に勝つためという価値観で野球をやっているわけではありません。やれることはすべてやりましたし、手を抜いたこともありません。やろうとしていた自分、準備をした自分がいたことを誇りに思います」
「やっている間にそのプレッシャーから解き放たれるのは不可能ですね。プレッシャーがかかった中で、どうやってそこから抜け出すのかとよく聞かれますけど、その方法というのはないですよね。その苦しみを背負ってプレーするしかない。それを今回も強く感じました」
あのイチロー選手でさえ、「自分はまだまだ」と言うの謙虚さを持っています。一流の人というのは、謙虚さを持ちつつも更にその上を目指して行く人なのですね。そして、自分でメンタルコントロールしていく術を持っています。それは別に彼だけのものではなく、本当は誰にでも出来ることかもしれません。ということは、人は自分で制限を設けなければ成長し続けることが出来るのだなと思います。
そういった意味では、特に何かの才能を持たなくても参考になる話ではありました。