- 作者: ジャネット・リーケアリー,Janet Lee Carey,浅尾敦則
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2003/02
- メディア: 単行本
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以前、よしべえさんの日記で紹介されていた本です。最初に借りたときに途中まで読んで時間切れになって、その後は別の図書館から借りて読みました。流石に2度目には、一気に読み切りましたよ。
物語は、主人公のウィルが書いた手紙が中心となっています。彼がその手紙を、妹ウィニーに宛てて書いています。その手紙を通して、家族の絆や心の再生の過程を辿っていくことになります。辛いことがあっても時間が少しずつ解決すること、人は意外に強いんだってことを改めて感じました。
この作品を読み終えたとき、とてもホッとしました。途中、ちょっと涙してしまった処もありますが「生きている」ってことは、それだけで幸せなことなんだと思える内容でした。